Катюша

1938
Музыка: М. Блантер
Слова: М. Исаковский

Расцветали яблони и груши,
Поплыли туманы над рекой.
Выходила на берег Катюша,
Hа высокий берег, на крутой.

Выходила, песню заводила
Про степного сизого орла,
Про того, которого любила,
Про того, чьи письма берегла.

Ой ты, песня, песенка девичья,
Ты лети за ясным солнцем вслед
И бойцу на дальнем пограничье
От Катюши передай привет.

Пусть он вспомнит девушку простую,
Пусть услышит, как она поет.
Пусть он землю бережет родную,
А любовь Катюша сбережет.
カチューシャ

1938年
曲:M.ブランテル
詩:M.イサコフスキー

林檎と梨の花が咲き始めた
川面には霧が漂いはじめた
カチューシャは岸辺に立った
高く切り立った岸辺に。

岸辺に立って歌うのは、
広野の灰色の鷲のこと、
愛する人のこと、
大切な手紙をくれた人のこと。

ああ歌よ、乙女の歌よ
輝く太陽について西へ飛んで行ってくれ
はるか国境を守る兵隊に
カチューシャの言葉を伝えてくれ。

彼が可憐な娘のことを思い出しますように
その娘の歌を彼が聞けますように
彼が祖国の大地を守りますように
そしてカチューシャが
この愛を大切にしますように

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(広く親しまれている歌のため歌詞が少し違うものがあります)


Kristall-Balalayka
Марина Девятова и Катя Рябова (マリーナ・ディヴャートワとカーチャ・リャーボワ)
Марина Девятова (マリーナ・ディヴャートワ)
Жасмин (ジャスミン)今風バックダンス
Жасмин (ジャスミン)当時風バックダンス
Анна Герман(アンナ・ゲルマン)
Потешная палата(パテシュナヤ・パラータ)
Сестры Толмачевы (トルマチェフ姉妹)
Татьяна Буланова и Хор имени Пятницкого(タチヤナ・ブラノワとピアトニツキー合唱団)
Группа "Челси"(グループ「チェルスィ」)
Варвара(ヴァルヴァラ)
REFLEXY(リフレクシー)
Юлия началова(ユーリヤ・ナチャロワ)
Группа "Невесты" (グループ「花嫁」)
マドベー・ブランテルとミハイル・イサコフスキーのコンビで
多くの歌曲を残しています。

3番の歌詞
Ты лети за ясным солнцем вследは
直訳は「輝く太陽を追って飛べ」のような意味ですが、単にそう訳すと日本人には意味が通じないので「西へ」と意味を補足してあります。
太陽を追って飛ぶって何?
それは普通のロシア人の感覚として太陽が沈む先に国境がある、そこに国境守備隊の兵隊がいるというのがロシア人の通常の感覚で、言外に含められているからです。
東の国境は、ロシア人の意識からは欠落しています。
単に国境と言えば西の国境なのです。
つまり、「輝く太陽を追って飛べ」とは「西方国境へ飛んでいってくれ」という言葉を美しく言い換えているのです。

ちなみに、いま解説したとおり、これはNKVD(内務人民委員部)の国境守備隊の兵隊のことを歌った歌です。
つまり、赤軍の兵隊の歌では実はありません。

戦前の歌なので、戦中の歌よりも悲壮感はありません。

なお、カチューシャはエカテリーナの指小形ですが、通常はカーチャという指小形で呼ばれます。同様に、タチヤーナの通常の指小形はターニャですが、タニューシカとかタニューシャという指小形もあります。

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